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阪神岡田監督の辞任は早すぎるんじゃないか

阪神の岡田監督がリーグ優勝できなかった責任をとり辞任するらしい。
優勝できなかったから辞任と言うのはプロスポーツの家督をしているなら、ことさらにびっくりすることでもない。

でも
今の時期にそれを言うのだろうかと不思議な気持ちになる。

確かに13ゲーム差を逆転されて優勝を逃してしまったことは事実であり、阪神側から見たら、ちょっと恥ずかしいなあと言う気持ちもある。

でも、以前も書いたようにプロ野球の目標は日本一であることは間違いない。

セリーグ、クライマックスシリーズのむごい放送


その日本一になる権利をまだ阪神は持っているのである。
 

リーグで逆転された《恨み》を晴らすいい機会と捉えて選手のモチベーションをあげることが重要であると思う。リーグでは負けたがそのつらさをポストシリーズで晴らそうと選手を鼓舞するのが名将だと思うが。


そう言う時期であるのに、ここで責任をとって退団すると言うことは、これからの数試合というのはどうでもいいと言うことをアピールしているに過ぎない。

それは、日本シリーズを軽視することにもなる。

去年のクライマックスシリーズでの中日の落合監督にも違和感を感じたが、今年の阪神の岡田監督もそれでいいのか?と思ってしまう。

言っちゃあ悪いが、リーグ優勝なんてどうでもいいことであって、日本シリーズに勝って日本一になることが一番重要なことである。

リーグ戦は、その序曲にすぎなくて、そのあとにあるポストシリーズ(クライマックスシリーズ)に残るための前奏でしかない。


ということを考えて、今年のクライマックスシリーズの二つ目が6試合しかないのを見てどうしてどうなったかを調べてみたら、リーグ戦第1位に1勝のアドバンテージが与えられているのですね。

1勝のアドバンテージとその6試合全部がホームで戦うという理不尽さ。


何とプロ野球の了見が狭いものかとあきれるポストシーズンです。


そんなことするなら、クライマックスシリーズなんてやめてしまえ!と思ってしまいますね。