田母神前空幕長の国会招致は放送もされなかったのですね。
近隣の国に対して、洗脳されているとか言ったりします。確かに僕もそう思ったりします。じゃあ、この国はどうなのかなあと言うと、戦後の日本人って言うのは洗脳されています。一番大きいのは、日本人はアジアの諸国に対して悪いことを一方的にしたと言うことです。そして、戦争って一番ダメ、軍隊もダメ、絶対ダメ、何があってもダメという感覚です。
自衛隊なんてものがあるから、日本という国は好戦的と思われるんだ。こんなものなかったら平和国家として安泰なんだと言う夢が広がります。
そりゃあ、戦争なんてものはない方がいいに決まっています。また、平和がいいのに決まっています。
それなら、日本が率先してそれを実践すれば世界中の人も納得してみんな平和になると思ってしまいます。
そんなことは歴史を勉強すれば、単なる夢想にすぎないしあまりにナイーブな感覚でしかないことが分かってきます。
戦争とか武力をちらつかせて事態を収拾していったことの方が圧倒的に多いのです。
ただ、昔ほど戦争がないのは、それに対して行ってはいけないという意識が昔より多いと言うだけです。
とか言うことを考えながら、今日の田母神前空幕長の一連の夜のニュースを見ます。
テレ朝の報道ステーションは、ハナから田母神前空幕長のことを否定していますから、そう言う誘導をしていきます。そして、何とかという軍事評論家が出てきますが、いったいこの人の何処が軍事評論家か全く理解できません。
与党の公明党も民主党も批判するばかりで、歴史観で戦おうとしません。
自民党の浜田防衛省はハナから逃げています。
それから、TBSを見ましたが、これはもっとひどいかも知れません。文民統制一点張りですから問題の解決には全く至りません。
そして、田母神前空幕長が世論の一つとしてあげたヤフーのアンケート結果を、バカなと言わんばかりに一笑に付します。確かにネットでのアンケートです。でも良く取っている世論調査でも放送局の違いで大きく結果が異なるのです。
これをもって、笑い事にしてもらいたくないです。
それに、ネットのアンケートってバカにするようなものではないです。
今、ブログの動向を調べるkizasiとかで調べたらどうなるのでしょうね?
政治家が与党も野党も引いてしまってまともに論議もできないような問題になっている軍事というのが問題だと思います。
文民統制と言うなら、政治家は徹底的に軍隊のことを話すべきです。
日本を守るのは日本人であり、それを考えるのは政治家であり、その先頭にいるのは自衛隊です。
田母神空幕長が言った、自衛隊という仕事に誇りを持てると言うことは非常に重要です。
こんなこと、一般企業でも同じです。自分の会社に誇りを持ちたいじゃないですか。持つからこそ真剣に仕事をすると思います。
少なくとも、田母神空幕長は退職金を返上する必要は全くないですね。
文民統制を言うなら、政治家同士がまともに軍事のことを話していきませんか?
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