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ラグビー日本選手権を見たけど、ラグビーってどうなのか。

明治大学の監督に吉田義人さんが就任する。吉田義人と言えば明治大学が全盛時のバックスの切り札であり、早稲田大学との黄金時代を築いていたときの選手である。
当時は、明治の方が全然強かった。

吉田は、確か明治を卒業した後伊勢丹のラグビー部に行ったような記憶がある。当時も強くない伊勢丹に行ったのが不思議でしょうがなかった。

重戦車と言われていた当時の明治大学の中にあって、吉田とスクラムハーフの永友は別格の存在だった。

その吉田が明治大学の監督に就任する。

明大ラグビー部・吉田新監督 母校再生約束
 

それも、4月から明大の特別顧問嘱託職員となり、フルタイムで指揮を執る。

このフルタイム監督であるが、早稲田の清宮(現・サントリーの監督)が作ったものである。

来年からの大学ラグビーは面白くなるなあと思った瞬間であった。


話は、日本選手権に戻る。


今日は準決勝のサンヨー電気VSリコーの試合が大阪の花園ラグビー場で行われていた。NHKでやっていたので見ていたが、準決勝というのに観客が少ない。

花園ラグビー場と言えば、日本においてはラグビーの聖地である。そんな会場なのに観客が少ない。

これが、神戸製鋼とかが出ていればもっと観客が多かったかも知れないが。


でも満員にはならなかっただろうなあと言う、最近のラグビーの凋落ぶりである。


何度もこのブログで書いているが、もったいないなあと思う。ラグビーって面白いのですよ。フィールドいっぱい使い、チャンスがピンチにピンチがチャンスに一瞬でなるところが。そして、大きな男たちが無茶苦茶に動いているところが。

それが、うまく伝わらないのですね。惜しい!スポーツです。


ラグビー界も悩んでいるのでしょう。毎年のごとくルールが変わっている。去年から今年のルール変更で一番代わったのが、フィールド内でのキックの応酬ですね。ボールが切れずにゲームは続くのはいいのですが、キックだらけで面白くないのですね。


ラグビーは、ボールをつないでナンボだと思うのですがどうなんでしょうかね。

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