おめでとうですね。
しかし、それにしても9回裏に追いつかれて10回表2アウト1,3塁でイチローに打順が回り、岩村の盗塁後の2,3塁でも勝負してもらい、ファールを重ねた後のセンター前ヒットで2点を取るという、ドラマがありました。
こういうところに回ってきて打つところはさすがイチローです。
こういうシーンを逃したのは、急遽呼ばれた栗原ですね。
序盤の1アウト満塁で打順が回ってきてサードゴロダブルプレイに倒れてしまったのでした。惜しいなあ!栗原・・・・と言う感じでした。
9回裏韓国に追いつかれたとき、解説の清原が言ってましたが、20数年間でこう言うシーンでヒットを打って同点にするなんて見たことないという言葉が印象的でした。
走者が二人出ていましたが、2アウトだったこともあり、このまま試合は終わりと言うのが良くあるパターンなんですけど、韓国さすがだなあと見てしまいました。
どうも終わるべき時に終わらないと、感情が入らなくなりますね。
これは不思議。
そういう感情だったので、10回表に点が入ったときは、あまり嬉しくなかったのです。
やったー!の一言もなく、淡々とした気持ちで見ていました。
日本時間の10時半過ぎから始まった試合は午後3時頃までやっていたので、4時間ぐらいの長い試合でした。
試合が終わった後に原監督のインタビューがありました。
重い試合みたいなことを言ってましたが、1回表イチローがヒットを打った後にバントをしたその采配が、その後の試合の重苦しさを作ったのではないかと思います。
いくら、最後の試合と言っても、1回から送りバントして欲しくなかったなあと思った瞬間でした。
まあ、いろいろな感情が入った今日のWBC決勝ですが、何にしても、2連覇おめでとうです。
重苦しくても、歴史に残る試合だったのではないかと。