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切羽詰まった岡田ジャパンは、格下相手でもベストメンバー

東アジア選手権。対香港戦。

勝って当たり前の試合に国内組のレギュラーで望んでしまったサッカー日本代表。今月に入っての2試合ともに0対0で終わってしまい、先の中国戦ではファンからの暖かいブーイングを浴びる結末に、余裕もなくなってしまったと言う感じです。

今年はワールドカップですから、メンバーは固定してしまった方が連携とかが浸透していいとは思っていたのです。でも、考えてみたら海外組が入ってくると、何人かはメンバーが替わってしまい連携もそこで吹っ飛んでしまうわけですから、こういう格下の相手には新しい人がどれだけ使えるかを見ることの方が重要だったかも知れません。

今日の試合は、引き分けたりすると監督交代とか言う声まで出そうな勢いでしたから、保守的になってしまったのでしょうか。
  

鹿島アントラーズの小笠原が先発で出てました。途中交代させず最後まで出して欲しかったですね。彼は何と言っても昨年のJリーグMVPです。
ボランチとして残った遠藤は、代表の中で既に地場を固めていますし、このまま本戦でも先発で出てくると思われます。だから、小笠原を見たかったのでした。
何で、あんな早い時間に変えるのかなあ・・・・と見ていて思いました。


フォワードとして途中出場した平山は、いいですね。高校時代の柔らかさが戻って来たようで、もともと身長が高いという武器があるので、このまま代表に残ってもらいたいと思います。
先発で使っていたら、もっと良くなると思うのですけど。

試合は、3対0で勝ちましたが、だから、これがどうなるんだかなあ・・・と言うのが印象ですか。田中 マルクス闘莉王が前線でずっと戦える試合なんてワールドカップでは1試合たりともないですからね。

センターバックが手薄と言われるこの代表。鹿島の岩政をもっと使って代表の中でなじんでもらいたいのですが、中澤と闘莉王を全く変えませんね、岡田さんは。この二人、ケガしたり出場停止になったらどうするんでしょうね。