Bookrock

おもしろく こともなき世を おもしろく

YouTubeに投稿できる動画の長さが延長、15分に

YouTubeは、サービス開始されたことは、投稿する映像の制限はなかったと思います。そのうちに投稿量が増え見る人も爆発的に増えたことから、そのトラフィックの増大に耐えるため、1本10分の制限ができました。この制限は、確か著作権の問題が多く発生したための措置なんていう側面もあったと思います。

そのYouTubeの投稿できる映像の長さが15分になりました。

以下、YouTube Japan Blogより。

投稿できる動画の長さが最長で 15 分になりました。
全てのユーザーの皆様にとって、YouTube が動画を投稿する最高の場所であってほしいと我々はいつも願っています。
YouTube に寄せられる中で最も多い要望の一つが 10 分以上の動画をアップロードできるようにしてほしいという要望です。
この度、我々はそのご要望に応え投稿できる動画の長さを最大 15 分までに変更しました。

なぜこのタイミングで動画のアップロード時間を変更するかについてご説明いたします。
我々は多大な開発時間をかけて著作権を持つコンテンツホルダーのためにコンテンツIDシステムやその他協力な著作権管理ツールの開発を行ってまいりました。
現在、米国の全ての映画スタジオ、音楽レーベル、そして1000 を超える世界中のパートナーが YouTube 上の自社コンテンツを管理するためにコンテンツ ID を使っています。

これらの技術的取組みの成功により、我々は全てのユーザーに対してアップロードできる動画の長さを 15 分に上げても問題がないと判断しました。

これを読むと、YouTubeの映像の長さの問題は、著作権クリアのタメというのが一番だったみたいです。自分の記憶力の浅はかさが分かってしまいます。


我々は多大な開発時間をかけて著作権を持つコンテンツホルダーのためにコンテンツIDシステムやその他協力な著作権管理ツールの開発を行ってまいりました。
現在、米国の全ての映画スタジオ、音楽レーベル、そして1000 を超える世界中のパートナーが YouTube 上の自社コンテンツを管理するためにコンテンツ ID を使っています。

ここで書かれている
コンテンツIDというのは、

YouTube、著作権侵害動画から収益化を図る「コンテンツIDシステム」拡大へ
グーグルは23日、同社が運営する動画投稿サイト「YouTube」において、「コンテンツIDシステム」を今後普及させていく方針を明らかにした。同システムは、コンテンツホルダーが著作権を保有する動画のコピーを投稿されても、コンテンツホルダーが広告を通じて収益を得ることができる仕組み。

同社のコンテンツパートナーが著作権を持つ動画をYouTube側に登録し、リファレンス用の「IDファイル」を生成。1分間に15時間分アップロードされているというユーザーの投稿動画も全てIDファイル化し、両者が同じ動画かどうかを自動的に照合。同じと判断されれば、コンテンツパートナーに報告する仕組み。

報告があった場合、コンテンツパートナーは、「ブロック」「トラック」「マネタイズ」の3つのオプションから選択。

「ブロック」の場合は、ユーザーが投稿した動画を見られなくするための措置を実施。「トラック」は、その動画の動向を追跡することが可能。

「マネタイズ」は、その動画に対して広告を行い、広告から得られた利益を、コンテンツパートナーとYouTube側で分け合うという仕組みになっている。

YouTubeは様々なテクノロジーを使い著作権をクリアしています。
なるほどの、システムです。
同様なコンテンツがアップされると動画の著作権者に報告して、削除したり動向管理したり、収益に結びつけたりの判断をコンテンツホルダーにさせているのです。