Webサイトを作って運用をしていくと、どうやってグーグル様に気に入られて、キーワード検索順位をあげようかと、いろいろなことをします。
そして、その順位に一喜一憂します。
それから、そのキーワードでどのくらい自分のサイトに来ているかがとても気になります。
気になってきたら、毎日でもそういうことが分かるシステム（VisionalistとかGoogele Analyticsとか）の管理者サイトでチェック！！してしまいます。
そんなこと、毎日見てもそんなに変わらないのに、思わず見てしまうのです。
ところが、それと真逆を行く携帯サイトがあります。
携帯ブログ「DECOLOG」。
このDECOLOGは、2007年にスタートした携帯ブログサイトですが、月間60億PVだそうです。
60億PVです。
このサイト、サイト内検索もなく、グーグルなどの検索エンジンを寄せ付けない作りにしているそうです。検索エンジンは、クローラーと呼ばれるものがサイトを巡回してそのサイトがどんなものかを解析し順位付けし、検索した結果ページの表示順位を決めていきます。
そのクローラー自体を排除するようなhtmlの記述をしているみたいです。
なんで、検索を嫌がったかというと、元々はサイト内検索は持っていたそうです。ところが検索されたキーワードを見るとエロイ言葉が大半だったそうです。
このブログのターゲットは若い女の子なので、その検索キーワードを見て、本来来てほしい人は検索していないことが分かりました。
必要ないなら外してしまえということだそうです。
検索エンジンを遠ざけたとのは、出会い系サイトにしたくなかったからだそうです。自分のサイトに招かれざる客を呼びたくなかったのですね。
こういう割り切り方というかはとても好きです。
こういうことをやった結果会員数は伸び続け、PVも増え続けだそうです。
面白いですね。
こういう話を読むと楽しくなりますね。
◆参考にしたサイト
後発なのに大ヒット 携帯ブログ「DECOLOG」がつかんだ“女心”
