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映画「ソーシャル・ネットワーク」を見たけど、マーク・ザッカーバーグがそんなに悪いやつには見えなかった。

ソーシャルネットワーク・サービス「Facebookフェイスブック)」の誕生を描いた映画「ソーシャルネットワーク」を見てきた。

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映画の予告編では、それまで一緒にやってきた人たちを捨てていった悪いヤツみたいな描かれ方をされていて、どんなに悪いのかと思ったが、そこまではなかったなあと思った。

映画の冒頭、それまで付き合っていた彼女エリカから別れられるが、その時の、いけ好かない描かれ方でまず引き込まれる。そして、機関銃のようなセリフ回し。

この映画は、派手なアクションシーンはないが、ひたすら早口のセリフが飛び交い、過去と現在を行ったり来たりする。

マーク・ザッカーバーグら主要人物がネクタイしてるかしてないかという、単純なシチュエーションを見て、それがいつかを瞬時に見極めながら見ていくことになる。
 

Facebookフェイスブック)が広がっていったのは、ハーバード大学と言うステータスとブランドを持った人たちが繋がると言うことから始まった。
その後、スタンフォード大学コロンビア大学、イェール大学などアイビー・リーグの学生にも開放し、繋がる大学が広がっていった。
そして、今や誰でも使うことができる。

サービスを開始することを決断したのが、その人が付き合っている人がいるのかが分かるというのは、本性を見るようで楽しい。こういう人間としての本性を瞬時に理解して、サービスが成功するかしないのかを決断することが重要だし、他のSNSとの違いを際立たせるものだと思う。

途中、ビル・ゲイツナップスターの創業者と、このたかが20年ぐらいの間のヒーローが出てくる。

現在、Facebookは会員6億人。会社評価額で4兆円となっている。


映画の最後、これを書くとネタバレになるのでヤメるが、あっ、ここで終わるのか・・・と思ってしまった。

まだ、Facebookは現役のサービスだからしょうがないと言えばしょうがないんだろう。

面白い映画なので、まだ見ていない人は是非見に行ってください。

そして、Facebookを始めましょう。