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おもしろく こともなき世を おもしろく

だったら、24時間テレビなんて見なければいいじゃん。

今年も8月の盆明けの土日に、日本テレビ系列で24時間テレビがありました。

愛は地球を救うでしたっけ?この番組のサブタイトルは。

いつの頃からか、この番組のメインな企画はマラソンになってしまいました。

確か、間寛平が走ったのがはじめてかと思いますが、そう言えば、僕はこのマラソンと言われるものをまともに見たことはありません。

今年は、これまでで再高齢の70歳の徳光和夫がマラソンランナーでした。

ネットで暴露された徳光24時間マラソン“噴飯”全裏側
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110825-00000013-nkgendai-ent

「おい徳光、休みすぎだろ!」「これじゃ散歩じゃねーか」
 ネットを中心に非難囂々(ごうごう)だったのも当然だろう。「24時間テレビ」(日本テレビ)の恒例企画、24時間マラソンに今年は70歳の徳光和夫が挑戦した。だが、走行距離はたったの63キロ……。しかも、休憩ばかりで、とてもマラソンとは呼べない内容だったのだ。

(略)

ネットの24時間中継を見ると、「スタートして5時間で4時間睡眠(TV中継一切なし)、その後2時間ほど休みながら歩き、90分休憩」。早朝からは再び走り始めたが、「14:00 休憩 日産プリンス東京246上馬店」「14:56 休憩(トイレ休憩・ファミリーマート上馬交差点前店)」「15:19 休憩 アランチャータスクーターズ(目黒区碑文谷)」と休憩ばかり……。しかも、休憩中は足にお灸(きゅう)をしてもらったり、マッサージを受けたりと至れり尽くせり。

(略)

ちなみに、東京マラソンでは規定の7時間以内に42.195キロを完走した70代以上のランナーが多数。フルマラソンのギネス記録は2010年のホノルルマラソンを完走した92歳の女性(9時間53分)である。
 至れり尽くせりの24時間マラソン。これで視聴者に「感動しろ」とは押し売りもいいところ。その上、ギャラまでもらえるんだから、こんなにいい商売はない。
 

いちいち感動することはないのだから、見なければいいじゃんとか思うけど、そんな簡単にテレビのことを語ったらいけないみたいです。

日本のテレビ局はとっても守られていて、キー局と言われるのは、

1.NHK
4.日本テレビ
5.テレビ朝日
6.TBS
7.テレビ東京
8.フジテレビ

この6局しかありません。NHKは受信料を取ってますから外してしまうと、それ以外は5局です。この5局。

4.日本テレビ=読売新聞
5.テレビ朝日=朝日新聞
6.TBS=毎日新聞
7.テレビ東京日本経済新聞
8.フジテレビ=産経新聞

と見事に系列化されています。

ここから、新聞社とテレビ放送共通でのタブーは語れなくなります。

そして、何と言っても放送局の少なさです。ここから考えると、見なければいいじゃん!と言う簡単な論理は通用しなくなるのではないかとも思います。

24時間かけて、感動を呼ぶように編集に編集をかさねてこれでもかと放送していくマラソンはやめてほしいなあと思います。

それよりも、僕がこの24時間テレビの中で唯一楽しみにしているのが、ダンス甲子園です。

このダンス甲子園、見ていていつも残念なのが、優勝した高校生の声を聞くのが切られることです。

そして、途中のいらんMCです。

もっと出る高校生を増やして、素のインタビューを増やして欲しいと思います。

それはそれとして、24時間はいいので、6時間ぐらいで終わって欲しいかと。6時間に根拠なんてありませんが。