プロ野球のシーズン最後がクライマックスシリーズから日本シリーズへとの流れが始まってから、一番ワリを食ったのが、このホークスです。
2003年に日本一になって以来、ことごとくクライマックスシリーズで跳ね返され、日本シリーズにいくことができませんでした。
そして今年、パ・リーグをぶっちぎりで優勝して、クライマックスシリーズでも3連勝で勝ち上がりました。
今、日本一になって秋山監督が優勝インタビューで話しています。
最後の、震災の話が印象的でした。インタビューを締めくくろうとしていたアナウンサーの話を遮るように今年の思いを話していた秋山監督は偉いです。
シリーズ自体は、まれに見る投手戦の連続で点がとれないものでした。
う〜ん、ハッキリ言うとあまり面白くない試合が続いたのですが、これはこれでいいのかと思います。
森福は、ノーアウト満塁を0点で抑えるという伝説を作ってくれました。
今年のレギュラーシーズンは統一球の影響からかホームランが相当に減りました。ヒットも減りました。その反面、投手の防御0率はおそらく平均で1点以上良くなったのではないかと思います。
4年に一度やるWBS.
日本が2回連続世界一になっていますがその時の日本で一番の長距離砲と言われる人たちが、ほとんどホームランを打ちませんでした。それこそつないでつないで地味に世界一になったのでした。
どうしてかと思っていたのですが、そもそも使っているボールが違いすぎいたのです。
この統一球。一部では評判が悪いようで、もとに戻せなんていう声もあります。
得点が多く入る試合になるので見ていて面白いからだと思います。
でも、僕はこの統一球は使い続けるべきだと思います。
飛ばないボールにはなりましたが、その中でも西武の中村のようにホームランを40本以上打った選手も出ています。
おそらく、今までのようなバッティングでは遠くに飛ばないのでしょう。
この飛ばないボールに対して、飛ぶ技術って言うのもあるはずですので、あと数年もすればそれに順応した選手も増えてくると思います。
そこで、始めた世界基準のプロ野球になるのではないかと思います。
ですから、しばらくの間は、統一球で頑張れ、日本のプロ野球と思います。
話が外れていきましたが、福岡ソフトバンクホークス、日本一おめでとう。