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オリンピック東京開催決定は、石原慎太郎が種を撒いて安倍晋三が実らせた

2020年のオリンピック。

その開催地が東京に決まりました。

フェンシングの太田選手とかのプレゼンが良かったらしいですが、安倍総理の福島を語りに来たわけではなく、東京の招致のために来たというような記者の質問に対する切り返しは見事だったなあと思います。
でも、その質問日本人の記者だったので、あれ、一歩間違えたら、何であんな質問するの?ってことになったのではないかなあと思いながら見ていました。

安倍総理といえば、猪瀬都知事のイスラム圏の人に対する失言に対しても、抜群の言葉で火消しをしていました。

この東京オリンピック

開催を、最初に言い出したのは、石原慎太郎です。

2016年の立候補を表明したときは、まだ、日本の経済は最悪であり、とてもオリンピックを招致したいという雰囲気ではなかったかと思います。実際、当時世論調査では、半数以上が反対していたのでした。

そして、落選。

落選してから、日本人の気持ちが変わってきたのではないかと思います。いろいろと言われてきたが、オリンピックいいのではないかと。

落選後、石原慎太郎はすぐに次も立候補すると表明しました。その道筋をつけてから都知事を辞し、後任の猪瀬さんに任せます。
 

まあ、しかし、石原慎太郎って先見の明のある政治家だなあと思います。

提唱していたことには、これは失敗ではないの?というのもありますが、アイデアなければ何も新しいものができません。

わかり易い例を出すと、東京マラソンがあります。

東京マラソンが、今の日本のマラソンブームに与えた影響は、非常におおきいと思います。

42.195kmが大衆化したエポック・メイキングです。

スポーツが人に与える影響をこれほど知っていて実行できた政治家は、そうはいないのではないかと。

東京オリンピック2020。

楽しみですね。