メイドインジャパン
それは、日本が誇る世界的ブランドでした。
良質で高級。
ところが、デフレが長く続き、100円ショップが隆盛した日本では、メイドインジャパンが受け入れられる余地がなくなっていきました。
中国などの安価な商品に押され、日本の企業は倒産していきました。
その潮目が変わっているのが今年です。
先週のガイアの夜明けは、そのメイドインジャパンでした。
鞄の街、兵庫県豊岡市。
そこで作られた良質なカバンがイトーヨーカドーで売られることになりました。
どちらかと言うと、男物を作ってきた豊岡市。
今回は、女性用のビジネスで使えるトートバッグの作成です。
試行錯誤を重ね、商品が生まれました。
豊岡産でメイドインジャパンで売られます。
メイドインジャパンにこだわり、日本の産地をまわり作り直接売っていく、ファクトリエと言う会社が紹介されます。
Factelier(ファクトリエ) | 世界に誇る『Made in Japan』ファクトリーブランド
良質なものを直接仕入れて売るので、同様なブランド品の二分の一とか三分の一で売られています。
この商品に目をつけた、新宿伊勢丹。
女性物の商品の依頼があります。
新潟県五泉市で作られるニット商品。
見えないところまで行き届いたものが出来上がります。
9月の下旬から売られるそうです。
見えないところまで拘り良い物を作る。
メイドインジャパンは流石です。
で、これぞ日本です。
何か、見えないところまで美を求めたスティーブ・ジョブズを思い出しましたが、彼より前にそれをやっていたのは、紛れも無く日本です。