今年はスポーツの夏です。
ツール・ド・フランスはフルームの総合優勝で幕を閉じました。
コロンビアのキンタナが逆転するかと期待していたのですが、流石にフルームとチームスカイでした。
さて、世界水泳です。
シンクロナイズド・スイミングです。
井村コーチが10年ぶりに日本に戻ってきました。
その間、井村コーチが育てた中国は世界2位の地位を揺るぎないものにしました。
その間に、日本は世界の序列は5位か6位になりました。
メダル圏内と5位6位は全く次元が違います。
メダルから落ちたらなかなか戻ることはできません。
シンクロのように、印象が強いスポーツは大変です。
井村コーチが戻った日本。
期待はしましたが、流石にメダルはムリだろうと思っていました。
その気持が変わったのは、チームのテクニカルを見た瞬間でした。
凄かったのです。
彼女たちの演技を見て鳥肌がたちました。
変わったと思った瞬間でした。
僕がそう思ったということは、点をつける人はもっとそう思ったのではないでしょうか。
日本が変わったと。
その流れが、デュエットテクニカルに生きます。
乾と三井のペアが、なんと銅メダルを取ります。
その点が、2位中国に近づきました。
これは、凄いことです。
やっと3位ではなくて、2位も取れる3位を取った瞬間でした。
こういうのを見ると、なんで日本は井村コーチをスポイルしたのかなあと思います。
本当に失われた10年です。
もったいない。
もったいないけど、この10年を取り戻してお釣りが来るようなガンバルを見せてほしいと思います。
この、シンクロナイズド・スイミング。
見ていて、本当に面白いです。
みんなに、見ろよと、言っています。