U18ワールドカップ。
第3戦は、オーストラリア戦です。
舞台は、大阪。
オーストラリア戦の先発は、小笠原慎之介。
夏の甲子園で優勝した東海大相模のエースです。
野球のワールドカップは、プロの大会を見ても思うのですが。とても重苦しいです。
日本選手の飛距離が極端に落ちて、点がなかなか入りません。
それは、U18でも同じで、今日のオーストラリア戦も重かったのです。
ボールがなかなか飛びません。
点は徐々に取ります。
でも、満塁からの押し出しだったりするので、その重苦しさは変わらなかったのです。
満塁から、浦和学院の津田が二遊間にヒットを打ちます。
このヒットが大きかったかなあと思います。
5対0。
点差以上のものがありました。
そして、9回には5点を追加します。
この中には、清宮のヒットもありました。
これは、今後に大きいかなあと思います。
明らかに、清宮は調子を落としていましたから。
何せ、周りの選手はすべて3年生です。
ほかのチームでは、4番も多くいます。
清宮は、早稲田実業では3番です。
それが、唯一の3年生以外で4番を任されています。
しかもDHです。
もう打って当たり前という、半端ないプレッシャーの中でです。
オーストラリアは野球の世界では後進国ですから、勝って当たり前な相手ですが、近年は強くなっています。
その相手に10対1で勝ったことを大きいと思います。
また、6点目は判定が覆ってですから、こういうこともあるんですね。
この大会は、優勝が目標ですから、ここで負けるわけにはいきません。
それにしても、今年の夏の甲子園の盛り上がりがそのまま来ているような、盛り上がった大会になっています。
高校野球でおなじみの、ブラスバンドとチアリーダーの応援がないのは、ある意味新鮮だったりします。