ラグビーワールドカップ。
日本代表はこれまで勝利がありません。
決勝トーナメントに行くのが今回の目標ですが、それは無理だろうなあと実は思っていました。
エディジョーンズという、これまでで最高のヘッドコーチを迎えても、体力で全く劣る日本代表は勝てるなんて思っていなかったのでした。
たとえ、予選リーグを突破するとしても、この南アフリカ共和国は捨て試合だと思っていたのでした。
ところが、先発はレギュラーでした。
中3日で、次のスコットランド戦があります。
そのためにも体力温存するため、南アフリカはレギュラー以外を出すと思っていたのでした。
試合は、前半から白熱します。
点を取り合います。
取られますが、2トライ差までいきません。
10対12
後半29分に五郎丸がトライを上げます。
ゴールも決めて29対29.
ところが、その後、ペナルティゴールを決められ、29対32。
後半残り8分から相手側で攻め続けます。
そして79分。
ペナルティを得ます。
ここで、ペナルティゴールを選択しませんでした。
同点を選択しなかったのです。
そして、攻めます。
80分が過ぎ、ボールを回します。
今日の日本代表は、ミスが少なかったのです。
ペナルティも少なかったのです。
この、精神的に平常ではいられないワールドカップで、ほぼ完ぺきな戦いをします。
逆転のトライが、そして生まれます。
34対32で歴史的勝利をします。
素晴らしい攻撃でした。
ラグビーって最高です。