最近は、2週間で3冊の読書をすることを目標にしています。
なんで3冊かと言うと、これと言った理由はないのですが、しいて言えば、近所の図書館を利用することを始め、借りる期間は2週間なのですが、一辺に借る本の数は2冊では少ないのではないかと思っているだけです。
仕事がら図書館に行けるのは週末しかないわけで、もしも読むスピードが増して1週間で2冊読み切ったら、読む本に困ると、全くそんなことがあるはずもないことを思っているのでした。
さて、今日借りた本の1冊が、田中康弘の日本人は、どんな肉を喰ってきたのか?です。
食べ物の本が最近気になっていて、マタギの本を読んだりウィスキーの本を読んだりしているのですが、この本はマタギ系列かと思い借りてきたのでした。
実際に猟をして捕獲した肉をさばいて食べるという、シンプルな構成になっています。
舞台は、
西表島のカマイ、つまり猪。
宮崎の猪。
大分の鹿
高知のハクビシン。この動物はなじめて知りました。
大分のアナグマ。
そして、礼文島のトドです。
写真とともに文章があるので、その臨場感は高いです。
大分からは、鹿とアナグマが登場しています。
鹿は、宇目町のトトロと言うバス停のそばのレストランが舞台でした。
このトトロバス停は、結構有名です。
確か今年か去年に少し移動したと思います。
宇目町って結構田舎なので、そこにあるトトロバス停は、かなりな風情があるとおもいます。
そこのレストランは、裏にある自分の山で鹿を取り、それを食材として出します。
こういうレストランがあることを全く知らなかったので、今度行ってみようかと思います。
レストランの名前は、「RYUO」です。
大分からは、もう一つ竹田のアナグマが出てきます。
罠で捕獲したアナグマのことが書かれていますが、アナグマは結構凶暴で大変です。
ただ、ここで書かれている話し言葉は少し違うかなあと。
そうそう、ばってん、こいは猪用たい・・・・・
この方言は熊本で大分県竹田市ではこういう風には話しません。
大分弁で書くとすると、
「そやなあ、でも、これは猪用じゃわ。」それ以上、大分弁で訳せなくなってしまった・・・
この本は、2時間ぐらいで全部読め増した。
なかなかに良い本だと思います。