NHK.武井荘の鉄人列伝。
今日は、天才騎手、武豊の原点です。
栗東トレーニングセンター。
滋賀県にある競馬の馬を調教する場所です。
ずっと昔、この栗東トレセンにウッドチップコースができました。
それまで、競馬の世界は、東優位の時代がずっと続いていました。
ところが、このウッドチップコースができて、西高東低と言う、気候のような世界に一変しました。
今でいうJ1は西の独壇場でした。
その当時、栗東トレセンに住んでいた武豊。
お父さんが、武邦彦(タケクニと呼んでいました)です。
そのため、10歳まで栗東に住んでいたそうです。
それこそ子供のころから競走馬と一体です。
オグリキャップの最終戦。
有馬記念。
稀代の名馬が勝てなくなっていました。
その最終戦の騎乗が武豊でした。
オグリに語り掛けることで、なんと優勝してしまいます。
馬に語り掛けて勝つなんて、子供のころから競走馬と暮らしていた人にしかできません。
全盛期ほど勝たなくなった武豊。
でも、今でもずっと応援しています、僕は。
もう一度、天下無双の騎手に返り咲いてほしいと思います。