今週のガイアの夜明け。
羽田空港の特集をやっていました。
海外線が、1日55便から最大77便になった羽田空港。
羽田空港は都心からのアクセスが成田空港より全然良いので、時間の使い方が全く変わります。
片道たかが1時間としても、往復で2時間。
そして、おそらく近さというのは精神的にも余裕を生みます。万が一何かあっても、逃げる方法が増えます。
飛ぶ便が増えるということは、航空会社にとっては、席をたくさん売る必要があります。売れ残った席は、安価に旅行会社に引き取られます。
すると、安価なツアーが生まれることになります。
そして、羽田空港はもともとが日本一の国内空港の拠点です。
羽田をハブ空港として、海外にいくこともできます。
アジアのハブ空港といえば、今や韓国の仁川空港です。
地方空港から仁川空港への便が多いそうです。当然韓国の観光をする人も多いのですが、そこからは他の国への航空便が多いのです。
地方から海外に行くには、
地方空港→羽田空港→成田空港→海外
より
地方空港→仁川空港→海外
の方が楽です。
日本の空港でこういうことができるところは実はありません。
関西空港はその可能性が少しはありますが、関西の拠点は伊丹空港です。
と言うことを書いていくと、日本の本来のハブ空港は、羽田空港しかありません。
国際線が増えていくと、どんどんその可能性が高くなります。
ハブ空港を持つことは、アジアで勝てることになります。
羽田が、日本を変えることになります。
成田空港をどうしていくのかの問題は残りますが、ロケーションと国内線の多さから、羽田空港しか選択はありません。