考えてみれば、どうってことない番組です。
スタートとゴールが決まっていて、その間を高速を使わないローカル路線バスと、バスがないと歩いてつなげる番組です。
この、どうってことない番組が面白いのです。なぜかと言うと、台本がないことと太川さんの一生懸命さと蛭子さんのいい加減さが、番組に乗り込める原因かと思います。
今日の路線バスの旅は、太川さんとかではなくて、俳優の田中要次さんと芥川賞作家の羽田圭介さん、それから宮澤佐江さんです。
コースは熱海から金沢。日本縦断です。
1日目があまりにうまくいって、ゴールを安易に温泉宿にしてしまった、田中さんいらっときましたけど、二日目以降、路線がつながらないと言う、この旅の醍醐味が出てきます。
喋りが出なくなる3人。
ここから、宮澤さえさんがいい味出します。
なかなかこれまでは見られなかたルート戻しまでやります。
そして、苦労と奇跡を起こしながら、4日目にゴールの金沢駅にたどり着きます。
ここで、旅を見届けMCだった太川さんが、話します。
太川さんと蛭子さんが番組を卒業すると。
来年年初の25作目が最後です。
これは、見届けないといけません。
それから、次シリーズは、レギュラーが田中さんと宮澤さんで、あと一人を男でも女でも選んできそうな感じです。