高橋 三千綱:原作 かざま 鋭二:画
「我ら九人の甲子園」
20数年前、何度も読んだ漫画。
高校野球に対する考えを決めてしまったと言っても過言ではない漫画です。全7巻か9巻。高校野球界を取り巻くばかばかしさと純粋にベースボールが好きな少年の対比を見事に描いている。僕は、ここであやふやな坊主頭を明確に否定することができるようになりました。
今、イチローを始めとして松井や城島などメジャーリーグで活躍していますが、それを予感させる作品です。
高校生にしても大学生にしても社会人にしてもアマチュアとはどうあるべきか、プロとはどうあるべきかを描いています。
また、大人の醜さも描くとともに、批判だけにとどまらないように、恋愛も重要なファクターとすることにより娯楽作品としても一級品に仕上がっています。
今はもう、手元に本はありませんが、機会があれば是非もう一度手元に置き読み返したいと思います。