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Web屋の本_2

Web屋の本で書き忘れたことがありました。
コラムにある、「Web2.0サービスをユーザーとして楽しみ、洞察する」です。この中で、たとえばMixiを就業時間にやるかやってはいけないかということが書かれていて、

あなたは、どちらに賛成ですか?という問いかけを行っています。
筆者は、圧倒的に賛成派と言っています。
Web屋になる理由はひとそれぞれですが、多くの人がWebの面白さにはまった経験があり、それらの経験などがきっかけで作り手になることを志したのではないでしょうか、とあります。
新たなサービスとしてWeb2.0ミームアップでも言われているように「遊びの要素」ということであり、この発想で生まれるサービスは、ますます面白くなってきていると言うことです。
仕事と割り切ってしまうと、この発想は浮かばなくなりますから、ユーザーとしての視点を持つ意味でも仕事の時間を割いて、何か遊びの要素のあることをしていくことは重要なことだと思います。
その象徴的な例として「Mixi」を出しているわけであり、Googleの就業時間の20%は、必ず自分の仕事以外のことをしなければならないと言うことは、これを実際に行っている実例だと思います。
Googleが非常にエキサイティングで面白いサービスを出し続けているのは、そこの社員自身が非常に優秀な人の集まりと言う側面もありますが、こういう20%ルールという仕掛けをすることにより、ますますクリエィティビティになっていると感じざるにはいられません。
この考えを自分の仕事場に持ち込めないものかと考えていきたいと思っているこの頃です。

Web屋の本 ~ Web2.0,ビジネスサイト2.0,Web屋2.0
Web屋の本 ~ Web2.0,ビジネスサイト2.0,Web屋2.0中野 宗 安藤 直紀

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