正月に始まってからずっと録画していて、一度も見ていない「風林火山」。戦国時代と幕末が歴史の中で一番好きな自分にとって、この武田信玄の話、風林火山は絶対みたい番組だった。ところが、録画するものの一度も見ていない。
なんとなくなんだけど、以前みたいに武田信玄という武将に興味を持たなくなったと言うのが大きな理由かな。
戦国の大名の中では5指に入るぐらい有名で、昔は好きな部類に入ったのだけど、結局天下を狙ったというのは妄想で（最後は織田信長を見習って上洛しようとするが）、自分の領土を広げるか、上杉謙信との名誉をかけた争いをやる武将でしかなかったのかなと思うからかな。
こんなこと書くと、武田信玄ファンからは、罵倒されるかも知れないけど、源氏を継ぐ名家ではあるが、世の中をひっくり返すということはなかったということかな。
織田信長とか豊臣秀吉とかがあまりにも凄すぎるので、それに比べるのはかわいそうかもしれないけど、自分の部下をもっていて、それも相当に強い、しかも血統が良い、その上金山に代表されるようにお金もあった。
ということは、天下を取る条件がすべて揃っていたということです。
なのに取れなかったということは、そこまでの変化は望んでいなかったのでしょうね。今も、きっとそういうことは変わらなくて、大きく時代を変えるのは、中枢に近い人ではないのでしょうな。
これは、会社という組織でも同じようなものでしょう。
さて、今日始めて見た「風林火山」ですが、役者は地味ですが、うまい人をそろえていて、昔の大河ドラマを見ているようで、重厚で面白い内容でした。ちょっと暗かったけど（笑）
これから、どんどん進んでいくのでようが、楽しみなものです。
| NHK大河ドラマ 風林火山〈1〉風の巻 | |
 | 井上 靖 大森 寿美男 日本放送出版協会 2006-11 売り上げランキング : 101016 おすすめ平均  ドラマのあらすじがよく分かるAmazonで詳しく見る by G-Tools |
| 風林火山 (前編) | |
 | NHK出版 日本放送出版協会 2006-12 売り上げランキング : 6212 おすすめ平均 大河ドラマ「風林火山」を知るにはまず、この１冊！Amazonで詳しく見る by G-Tools |
