以前、ポール・ウェラーが行くで、自分の好きなアーティストを3人挙げようとして、3人目で止まった。
1960年代は、ビートルズの時代だった。
1970年代は、レッド・ツェッペリンやディープ・パープルに代表されるハードロックの時代だった。
1970年代の終わりから80年代の初頭は、パンクロックの時代だった。
パンクロックの後、その流れを汲んでいるが、単なる口当たりの良いニューロマンティックと言う音楽の流行があった。デュラン・デュランかな代表となるバンドは。
それから、ウェーブと呼ぶようなものはなかったような気がする。
唯一90年代の終わりごろから続くのは、ラップと呼ばれる一連の音楽スタイルかなあ。
その中で、ハードロックの終わりごろ、70年代の終わりごろに出てきたのが、ビリー・ジョエルである。
ビリー・ジョエルと言う人は、メロディメーカーとしては、ジョン・レノンに匹敵するような才能を持っている人だ思う。
僕が高校時代にビリー・ジョエルはデビューしたんだけど、この人のファンですと言うのは、かなり恥ずかしかった。
世は、ハードロックの時代であり、その中でステレンジャーがいいんだよというのは、かなり勇気がいった。
ストレンジャー | |
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まあ、そうは言ってもいいものはいいわけであり、それはかなり聞いたと思う。
ビリー・ジョエルという人は、いくつかの転機が会って、絶頂期の中での転機は、グラスハウスを出した時だと思う。
グラス・ハウス | |
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これです。
バラードで十分戦えるのに、ハードロックもできるんだぞという作品であった。
ガラスが割れる音から始まる歌は、普通の人が作れば名作と呼べるだけのものなんだけど、ビリー・ジョエルが作ったということだけで、なんか違うんじゃないと思ってしまった。
で、僕が買っていたのは、
ニューヨーク52番街 | |
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ですが、相当聞きましたね、このアルバムは。
良く見れば、
イノセント・マン | |
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も聞いていたわけで、こういう風に振り返ってみたら、ビリー・ジョエルフリークなんですね。