こういう時期の日本代表の試合は、どう見たらいいのかと思う。
別に勝つ必要性はないのだけど、はっきりとした目的がないとどうなることがいいのか悪いのか分からない。
海外組と国内組の融合、もっと広がたらそこにオリンピック組がどう融合してくるかというのがある。
融合と言うからには、しっかりこの3つの塊が試合の中で会話しているかが目的なのかなあと思うし、そういう放送になっていた。
これは、なんでこんなことになるかと言うと、前の監督のジーコのやり方が間違いだったと言っているからである。
ジーコは選手として偉大であり、たかがサッカー後進国の解説者がジーコを批判するのは、チャンチャラおかしいのだと思う。
そうは言っても、この3世代と言うか3グループを全く無視していて、海外組だけを重宝して代表を作ったのがジーコである。
まあ、ジーコはその前のトルシエのアンチテーゼということも言えるわけで、あまりに日本代表を子供扱いして、何事も決め事でやるトルシエではだめだと言うことを、その時の日本サッカー界は認めたわけで、ジーコの放任主義と言うか大人の対応と言うか選手個々が考えるサッカーと言うことは、重要だったと思う。
そして、今回のオシム監督であるが、しっかりとした理想を掲げる中でも選手に考えることを求めた指導方法もしくは選手起用を行っていて、これも考えてみたら個性的な前の二人の代表監督がいたから、そう思えるのかなあと思う。
で、昨日の代表戦だけど、光っていたのは駒野と高原ぐらいかなあと言う感じである。
期待していた中村憲豪もイマイチ切れがなかったかなあ。
6月5日のコロンビア戦に期待かな。
俊輔も稲本も中田も出るはずなので。
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