いくらBRAVIAが好調だと言っても、これがソニーの実力だとは誰も思っていない。
WEGAの絶好調でかえって遅れをとってしまった液晶やプラズマテレビへの対応。
それを早く取り戻すため、あえてWEGAのブランドを捨て、自社開発も捨てBRAVIAと言うブランドで巻き返しを図った。
トリニトロンかたWEGAに至る本を読んでいると、テレビにかけるソニーの執念と言うか感性というかは、もう只者ではない。
合弁で作ることは、おそらくソニーにとっては苦渋の決断だったと言うことが想像に難くない。
液晶と言っても、ブラウン管で出した発色に勝てるわけはなく、それを超えてこそソニーなんだなあと思う。
それで、有機ELを使ったテレビの発売である。
ソニーは10月1日、世界初の有機ELテレビ「XEL-1」を12月1日に20万円で発売すると発表した。バックライトが必要な液晶と異なり、画素が自ら発光する有機ELの特徴をいかした高画質が売りだ。十数年にわたって取り組んできた技術の製品化にこぎ着けた中鉢良治社長は「技術のソニーの復活と、反転攻勢の象徴にしたい」と胸を張った。
これで、こそソニーだと思う。
バックライトが必要か不要かは、あまりこういうものに詳しくないけど、バックライトの限界とかを知っているので、それを使わずにカラーを綺麗に発色すると言う技術の凄さぐらいは分かる。
実物を早く見たいと思う。
そして、2,3年後にはもっと大きな40型ぐらいの有機ELのテレビが出るんだろう。
そうすると、今の液晶とかプラズマは、過去のものになりますね。
「参考サイト」
ついに登場“夢の”有機ELテレビ 「ソニー復活の象徴に」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/01/news073.html