今日夕方ごろ流れたニュース。
“偽サイト”が最上位に・グーグル、「厚労省」検索で(日経)
Googleで厚生労働省を検索すると、厚生労働省の偽サイトが1位になっていると言うことで大騒ぎに。
夕方見たら確かに厚生労働省っぽいけどなんか変なサイトが一番になっていました。今さっきググッタら、Wikipediaが一番になっていましたね。
こういういのを読んだりすると、何故かヒステリックに、検索エンジンは信頼ならん。とか、ちゃんとみて順位出せ!とかがなりたてられる。
そもそも、Googleが伸びたのは、人間の範囲を超えたサイト数となり、人間では管理できなくなったことを全てシステムでやろうということで始めたのがGoogleであり、その検索結果を凄いと言ったのがWebの利用者である。それで、ここまでGoogle利用者が増えていった。
つい最近、不正っぽいサイトがいっせいにPageRankを落としたときも、Googleの副社長のマリッサ・メイヤーは人を使って落としたわけではなくてアルゴリズムで落ちたと言っている。
―― 「われわれ」とおっしゃっていますが、それはそうした変則的な行為を見つけ出し、措置を講じる検索アルゴリズムがあるということでしょうか? それとも、クローキングなどの詐欺行為を見つけ出すのはアルゴリズムで、その報告を受け、PageRankを変えるなど何かしら具体的な措置を講じているのはGoogleのエンジニアということなのでしょうか?
メイヤー氏 すべてアルゴリズムによるものです。
「Googleに不正SEOは通用しない」とマリッサ・メイヤー氏
と言う事で、僕はGoogleを信じるわけです。人を使って独自なサイトのPageRankを落とすほうがよっぽど簡単なのに、それをわざわざアルゴリズムにしてしまうと言うところが。
話を戻すけど、厚生労働省をググって似たサイトが出てくることは、別に不思議とか検索エンジンの限界とか検索エンジンはだから信じられないとかというわけではなくて、そんなものなんだよとあえて言いたいと思う。
無防備に信じることが罪であって、飛んだ先にあるページを見て、これが何のサイトだかを感じたほうがよっぽど良いしためになると思う。
リスティング広告なんか見たら、さもその会社のサイトですよ!!とうたっているけど、アフィリエイトサイトなんていうことがいっぱいあるわけだし。
アフィリエイトサイトは、別に悪いことではないことなので、検索結果と言うのは、そういうものであることを分かってもらえたらそれでいいとは思うので書きました。
で、結論ですけど、そんなに目くじら立てて騒ぐようなことではないのではないかと言うのが今日の感想です。