サッカー日本代表vsボスニア・ヘルツェゴビナ代表の報道ステーションの解説に福田正博が出ていた。
福田は、浦和レッズのコーチになると言う事で報道ステーションの解説者としては今日が最後。
最後に、フォワードをしてきたということで、フォワードの重要性を熱く語っていた。
ここで、話はサッカーのことから人事制度にいきあり変わる。
日本の人事制度は減点主義が多い。
もしくは、一度の失敗がずっと引きずることが多い。
最初につまずくとなかなか追いつかないと言う制度ですね。
失敗ぐらい誰でもあるわけですから、そんなもの一度バッテンつけてもすぐクリアするような制度にしていかないと、思い切った仕事はできませんよ。
この反対に、一度いい評価つけられると、ずっといい評価が続くと言うこともある。これは、また下手に低い評価をつけるのに勇気がいることになる。
そう言った会社の癖に、チャレンジだチャレンジだと言う。
そして、チャレンジして失敗すると「それ見たことか?」と言われるわけです。
そんなことでは、やってられないと自分が動くときは、四方八方に保険をかけるわけです。
人は、それをリスクヘッジと言う。リスクヘッジと言う言葉に騙されてはいけません。単に勇気がないだけですから。
そんな社内力関係に時間をかけているので、仕事の進みが遅くて新興企業の後塵をはいすわけです。
チャレンジするなら、後ろにしっかりした人事評価制度がないとやってはいけません。失敗は失敗なんだから自分で反省したそれを事実として残していけばいいのです。
その失敗を生かして次の機会に成功すればいいのです。
失敗で昇格が遅れたら敗者復活で2段階も3段階も飛び級で昇格する制度を持てばいいのです。
馬鹿な会社は、前例とかそんな制度になってないとか言うわけです。
こんなこと未だにやっていると、ろくな会社にも社員にもなれません。
ここで、サッカーの話に戻ります。
フォワードは成功するより失敗する方がよほど回数が多い。失敗すると分かっていても、それをやらないことには何も残らないということです。
シュートすると言うことは、失敗すると言う可能性のほうが高いわけですから、そこでマイナス評価しかしないようDと、誰もシュートしなくなります。
その結果、華麗なパス回しばかりで、誰もシュートしないことになるわけです。
失敗してもいいから、どんどんシュートしてもらいたいですね。
で、シュートしたら「あ〜あ!」と言ってもいいのですが、彼の勇気をたたえるべきです。
しかし、福田はいいこと言うなあ。