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やっぱり芝居が好きだ−1

小学校5年生のとき、何でそうなったのかは今では思い出せないけど、遠足の時何かやろうとしていた。

僕たちは、その時5人ぐらいで話し合って、そうだ、演劇をやろうと思った。

何故に、演劇だったのか思い出せない。

思い出せないが、なぜか演劇をやろうとした。

そして、いきなり5人での練習が始まった。

しかも、シナリオなんてない状態で・・・

集まって、そのときの気分で芝居の流れを決め、台詞を決めていった。

今、かすかに思い出すのは、そのときに流行っていたテレビ。
 

8時だよ、全員集合とキーハンターだった。

なぜか、キーハンターをもじって紀伊半島の話をしたような気がする。

そして、ドリフターズいかりや長介の物まねなんかをしたような気がする。

この、無謀な遠足での芝居。これがなぜか大うけだった。

それに、気を良くしたか、当時の教師に踊らされたか、僕たちは演劇集団となってしまった。

6年になって、僕たちの演劇への思いは底知れなくなり、遠足の余興を超えて、そのためだけに体育館を使い全校児童を集めた演劇にまでなってしまった。

そのときは、里美八犬伝というのをやった。

当時、NHKで里見八犬伝という人形劇をやっていたのです。それのパロディみたいにやった。

ところが、これが受けなかった。

やはり、受けようとする気持ちが強いと空回りすると言うことが、子供ながらに分かった一瞬だった。

それから、しばらくの間は演劇をする場所も手段もなく、もっぱら僕はフォークギターの弾き語りの世界に入っていった。

中学校3年の時の夏休みの宿題は、自分が作った歌のスコアだったりした。

今思い出せば、とても恥ずかしいことをしていた。

高校になって、その高校には演劇部があった。

演劇部には、しばらく迷いって入らなかったような気がする。

その間、今までやったこともないバレーボール部に入り1ヶ月で挫折を味わい、幽霊部員になり、やめた。

その間に応援団に入った。

そして、演劇部にも入った。

そして、演劇のいろいろなことを教えてもらった。


やっぱり芝居が好きだ−2
やっぱり芝居が好きだ−3〜キャラメルボックス(きみがいた時間 ぼくのいる時間)