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NTTドコモ、シェア50%割れで焦っているって本当?906は無線LAN搭載。

ソフトバンクが新規加入者でトップを独走し、auも頑張って、ドコモが一人負けでシェアも50%も割ってしまった。なんていう記事もあります。


ドコモは一体どうしたのか 「一人負け」でシェア50%割れ

電気通信事業者連合会(TCA)が2008年4月7日発表した07年度の携帯電話契約数(PHSを含む)によると、ドコモの08年3月末の純増数は17万3700件で、累計契約数は5338万7700万件。国内の携帯・PHSの合計契約数は1億733万9800件なので、同社が08年1月のPHS事業から撤退したこともあり、シェアは49.7%(06年度末は52.2%)と、半分を割り込むことになった。シェア50%割れは96年以来、11年ぶり。


最近、携帯を見に量販店とかに行く機会が多いけど、このドコモはどうしたの?と言う構図がしっくり来ないのです。

量販店には、ドコモ、au、ソフトバンクと並んで売っているんだけど、一番人が多いのは、ドコモ。auは多いとは言えなく、むしろ少ないです。頑張っていると思われたソフトバンクの、そんなにお客さんは集まっていないのですね。

ソフトバンクは、一時の勢いを失ったのでしょうか?
 

 
ドコモですが、最近大きなニュースを連発しています。

まず、

夏野剛氏:ドコモの「iモード」創設者、慶応大教授に

iモード」の創設者の1人として知られるNTTドコモの夏野剛・執行役員(43)が4月末でドコモを退社し、慶応大学大学院政策・メディア研究科の特別招聘教授になるそうです。松永真理もドコモからいなくなっていますから、この業界って時間が早いですね。


新しいドコモブランドについて

ドコモがロゴを一新します。企業のロゴを広めるのは、莫大な費用がかかります。ドコモのロゴは相当に広く認知していたはずですが、それをあっさり捨てて新しいロゴにしてしまうのですね。

さすが、金のある企業は違うなあと言うところでしょうか。

新しいロゴです。

docomo_1.gif

新ブランドスローガンは、「手のひらに、明日をのせて。」だそうです。

これまでのロゴは ↓↓↓
docomo_10.jpg

そして、この夏に発売される906には無線LANが搭載されるようです。

FOMA/無線LAN両対応の個人向け端末、ドコモが5〜6月にも発表

家庭内の無線LAN経由で音声通話やパケット通信を可能にする「ホームエリア向けサービス」を提供ということで、安価に高スピードなサービス提供と言うことですね。


いよいよ、夏にドコモに買い替えかなあ。



そして、忘れていたけど、ドコモのような大きな企業がロゴとかを変更した場合、その影響は自社だけではなく他の企業にも大きな影響があります。

何せ、会社のサービスで携帯のものを掲載していることが多いのです。掲載する場合、企業ロゴを使っているわけです。

ということで、利用しているロゴを一斉に変更する必要性が生じます。

これって、Webサイトがそんなになかったときとか重要性が低かったときには、あまり問題になりませんでした。ところが今やこれが大きな問題になるし、変更する企業も、そういうことを念頭に置かなければいけなくなったのです。

インターネットの世界は、リアルの中でもつながっているのですね。