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仕事がつまらないという「ぼく」みたいな人のための本・・・「心の翼」の見つけ方

カバーの裏にこう書かれています。

今のあなたを「捨てる」ことです!
捨てるもの・・・それは、あなたが学び、教えられてきた思い込みです。
思い込みとは、自分を守る安全装置のようなもの。
小さい頃から失敗しないよう教えてくれた大人たちの助言です。
しかし、それは生きる上の教えにはなりましたが、
同時に、「こうしなければいけない」「できない」
というイメージをつくってしまったのです。
本当のあなたに出会うために・・・「心の翼」を広げてください。


こういうハウツーものというか、成功するためのものというかの本って結構ありますね。結構というより、相当かもしれません。

この著作のほかとの違いは、作者である浜口隆則が、自ら起業家であること、また数千人の起業家を支援してきたこと等の実体験に基づいたものであることだと思います。

単なる、コンサルティングとかではなく、企業の大変さとか夢とかが分かることにより、著作の重みが出ているのではないかと思います。

重いと言っておきながら、なんですが、読むペースとしてはかなり早く読み終わります。

この中で、僕が気に入ったのは、

自分で自分の限界を決めてしまうこと。それを「自己制限」と呼んでいます。「自分にはできない」とか、「自分は○○だから」という思い込みで自分を限定してしまうからです。
私たちは、知らない間に多くの自己制限をしています。そして、自分の中では、その限界を疑いのない事実のように思い込んでいます。
しかし、それらの自己制限の多くは、自分が勝手に決めてしまったことです。
私たちは、本来、潜在的に、大きな力を持っています。「自分は○○だsから」と自己評価する以の力を持っています。



であったり、


成功する人となかなかうまくいかない人では、失敗に対する考え方がまったく違っていたのです。
失敗というと、どうしても成功の反対にあるもとと考えがちです。確かに、短いスパンで考えた時には、失敗と成功は反対にあります。しかし、少し長いスパンで見ると、成功と失敗は正反対にあるわけではありません。
失敗の反対は「何もしない」ことです。
失敗は結果ではなくプロセス。



「仕事は嫌なこと」「嫌なことをするからお金がもらえる」という思い込みが、いかに私たちの人生に影響を与えているのかを見てきました。
では、私たちは、仕事の報酬をどのように考えていけば良いのでしょうか?
(略)
それは、報酬は喜ばれることに比例するということです。


などなどです。


自分がやれていないことが一杯で、耳が痛い(?)話だったりします。


この本には、タイトルの前にこう書かれています。


「本気で変わりたい人のために!」

「心の翼」の見つけ方「心の翼」の見つけ方
浜口 隆則

フォレスト出版 2008-06-06
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