CO2が地球温暖化の原因かどうかは疑わしいと言われている。
ちょっと前、地球温暖化の原因はオゾンと言われていた。覚えてますよね、オゾン。南極か北極か忘れたけど、オゾンホールとか言う穴があって、それが広がり、地球の温暖化を進めていると。
このオゾン悪魔論(勝手につけました)は、いつの間にかどこかにいってしまい、人から言われないと思い出せないようになりました。
人間の記憶って都合がいいですね。
このNHKの番組、CO2は減らせるか〜巨大都市 東京の苦闘〜 の中で、
東京都のCO2の排出量は、この10年で変わっていないとまるで悪いことのように言っているが、この10年で増えていないというのはある意味すごいのででないか。
おなじ数字を出すのでも、変わっていないというか増えていないというかで人が受ける感想は変わってくる。変わっていないといえば、少なくなるのは当たり前で、変わらないのは悪になる。こうやって、テレビ局は、ミスリードすることができるんだなあと思った。
もう一度、今の言葉を言い方を変えてみるとこうなる。
この10年、東京の異常な気象状態(局地的大雨とか雷とか)の原因は地球温暖化とか言っているように思うが、その一番の原因といわれているCO2排出量は変わっていない。
これって、CO2のせいではないですね、単に、東京におけるビルの建て方が原因ではないかなあと思う。
それは、僕が最近有明に通っていて、ここの風が半端じゃないから思う。何せ、傘が折れていくのですよ、この有明。別に台風が来ているわけではないのに。
湾岸のビル群の影響で、銀座とかに風がこなくなったといわれているようですね。
そんなこんなで、東京が暑いとか言っているような気がする。
ヒートアイランド現象ですね、これ。
最近、地球温暖化を抑えるために、コンビニが悪いと言っている。
コンビニ業界は、猛反発しているようだけど、その通りだと思う。コンビニの営業をやめることにより、どの程度の経済活動のプラスマイナスがあるかを教えてほしいと思う。
僕は、夜でもある程度の明るさは必要だと思う。
真っ暗な夜道を歩くのは怖いですよ。
暗い道を歩くって、陰陽師の世界です。それはそれで違う楽しみがあるかも知れないけど、自分にとってはいやだなあ。
日本って言う国は、省エネと言って、ずいぶん前から今までに多くのエネルギーを削減することをやってきている。省エネルックって覚えていますよね。
省エネルック(しょうエネルック)は、クール・ビズ運動の始祖にあたる運動で、1970年代後半にオイルショックの影響を受けて時の政府が中心となって始めた。
Wikipediaを見て分かりましたが、省エネルックって1970年代後半なんですね。
この変な半袖スーツは広まることなくなくなったが、省エネ運動はずっと続いていたのでした。
このように長い間、エネルギー削減をやってきた日本が、これ以上、何のためにやるのかが分からない。
産業って言うのは、グローバルでの戦いというのは随分前からの常識。日本の産業界は、省エネで相当にがんばってきた。その上、まだやれとは、他の国にアドバンテージを与えるに過ぎない。
日本で産業をやっていくのはつらいと思われてもしょうがない。
あまりにナイーブになりすぎ。
東京都が条例出すなら、他の県がやらないと言って、企業を誘致すればいいのに。
特に、財政再建を最優先で行っている、大阪府がやれば面白いと思う。
何なら、僕の故郷、大分県でやってくれないかなあ。
都民に負担を強いるとか言っていた今日の番組。
物価の上昇が、喫緊の課題であるのに、原因がどうか分からないCO2の削減にお金と時間を使うのが本当にいいのか疑問に思う。
他にやること一杯あるのではないの?
しかし、そのうち、CO2なんてオゾンと同じように忘れられたりしてね。
それにしても、子供の意見を最初と最後に出すのは、卑怯ではないか。
明日から洞爺湖サミットか・・・