200LXとかPalmとかLinuxザウルスとかいろいろなPDAを使ってきましたが、そう言うものを使ったときはPCのWebサイトは見られたらラッキーという感じでしたね、ボクの場合は。
この中では、Linuxザウルスが一番現在のパソコンに近いですが、画像サイズがぜんぜん違いますので、どうしてもずれて見えたりします。また、最新のフラッシュとかを見ることは難しいのです。
携帯電話にはPCサイトビューアというのがついています。たまにこれ使ってPCサイトを見たりしますが、ここでも携帯のディスプレーのサイズが小さいため、PCサイトはよれてしまいます。
こういうのは、ある意味しょうがないものと思っています。参考に見るとか、時間がないときにどうしてもPCサイトが見たいときがあるのでそのためだったりします。
よく見えることに超したことはないのですが、パソコンと携帯はお互いに良いところは違うと思っているので、それをダメにしてまで相手に歩み寄ってもらいたくはないなあと言うのが実感です。
さて、そんな前置きを書きながら、iPhoneでのサイト閲覧の話です。
iPhone専用のサイトを作りたいと言う話が出ているところもありそうなので、じゃあ、どうやって作れば良いかを考えてみようと思います。
まず、iPhoneを使ってどういうサイトを見るのかと言うことです。
iPhoneでWebサイトを見るために立ち上げるブラウザは「Safari」です。これってPC用のサイトを見るためのブラウザです。もともとアップルがインターネットエクスプローラの対抗としてマック用に作ったブラウザです、今はWindows用もあります。
iPhoneはWebサイトをSafariで見ますからそれで見るものは携帯サイトと言うよりもパソコン用のサイトです。
これって当たり前と言えば当たり前ですが、どうしてか盲点になってたりします。
iPhoneは携帯だから、それで見るサイトは携帯サイトだろうと思うのですが、実は見ているのはPCサイトです。
日頃使う携帯で考えたら、PCサイトビューアでPCサイトを見ることが一番近い感覚です。
PCサイトをiPhoneで見たときにどうなるかですが、通常のPCサイトを iPhone で見ると、縦型の portlait モード(横320px)だと約1/3、横型の landscape モード(横480px)だと約1/2に縮小されて表示されるそうです。
ケータイと比較!「iPhone」できるコト、できないコト【前編】
より
そうなのです。iモードやEZwebなど用に作ったサイトは見ることはできません。これは正確に言えば、パソコンで携帯サイトを見るぐらいでしか見られないと言うことだと思います。携帯サイトの中には、携帯で見にきたユーザーには見られないようにしているところもありますので、そういうサイトは全く見られることはないでしょう。
iPhoneについているSafariですが、他にはこういう特徴があります。
「iPhoneにFlashは不適」 from Steve Jobs.[Apple.com掲載!]
確かにiPhoneのサイトを見るスピードからしてFlash対応は意味がないとも言えます。