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JPOPがイマイチだと今更ながら思い知らされた件

以前なら、口当たりの良い金太郎飴的日本のポップス=JPOPは好んでは聞かない部類のカテゴリーに属していた。

ところが、最近そういう批評精神もなくなり、心地よさに惹かれJPOPの中を気持ち良く浮遊している自分がいたりする。

ニコニコ動画に投稿された、音極道さんの「JPOPサウンドの核心部分が、実は1つのコード進行で出来ていた」の前後編が話題になっているので見てみた。


 

このJ-POP王道コード進行(王道進行)を使った曲は、おそらく多くの日本人の琴線に触れるため、出す曲が売れることになる。売れることにより同じコード進行が何曲も量産され続けている。


「このJPOPサウンドの核心部分が、実は1つのコード進行で出来ていた」の後編では、ユーロビートが取り上げられている。

【ニコニコ動画】JPOPサウンドの核心部分が、実は1つのコード進行で出来ていた 後編

このニコニコ動画でのエントリーにあるように、
ユーロビートで作られていた曲も、「そうそうこの曲聴いたことがある!」という曲であり、とても聞き心地が良い。
ところが、王道進行を使ったユーロビートは、そう長く続くことはなく、日本だけは未だにそれが残っている。残っていると言うより未だに全盛だったりする。

音極道さんは、このコード進行を「王道進行」と命名しているが、確かに王道であり、これ知っているとどうしても使いたくなるような、ある意味麻薬みたいなコードである。

こういうのに依存しなくてはならない、音楽レーベルとかミュージシャンとかは、早く脱却したいといけないのだろう。

それより何より、聞く方の僕たちが聞き分ける力とかを磨く必要があるんだろうな。

売れなきゃ作らないだろうから。


こういうエントリーを見せられると、自分が何故かいやだなあと思っていた感じが、論理的に指摘されていいですね。


王道進行の曲は、音極道さんのブログに解説付きで詳しくあります。
YouTubeで見る "J-POP王道コード進行" の歴史


この音極道さんのブログ読んでいたら、Webの魅力がまた見えてきたので、そのあたりは次回書こうかと思います。