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逆チョコについて、ちょっとまじめに書きます。

バレンタインデーが始まったのは、僕が中学生の頃だと思う。もしかしたら小学生の時かも知れないが、みんなが認知したのが中学生か高校生かそんな時だった。このあたり既にいい加減だったりする。

その当時、女子から男子に告白するなんてありえない時代だった。


バレンタインデーは、女子から男子に告白するという日本独自の育ち方をした日である。それは、日本人の奥ゆかしさを物語る良いものである。これは、その後何年もかけて女子が男子に告白してもいいのだという、革命をもたらした日である。
今の若い子は、普通に女子から男子に告白する・・・・ようだ。

そのぐらい、歴史は代わった。


その革命的なバレンタインデー。
 

その当時の若い僕にとっても、その日は結構楽しみにしていた。好きな子からもらえたら嬉しいなあと・・・・


そう言う生まれ方をした日本のバレンタインデーだったが、そのうち義理チョコとか何とか、どうてもいいものに広がっていき、それこそ一大イベントとなっていった。

そこまでいくと、自分の中ではかなりしらけた日になっていった。


そして、今年の逆チョコ。


それは、さすがに掟破りすぎるのでないのかと。


藤波辰巳の掟破りの逆サソリ固めは許せるけど、これはどうなの?どうなの?と思う。

それは、そもそも日本の中でバレンタインデーと言う日がどうやって生まれたのかを否定するものではないかと言うのが一番だった。

それをやっちゃあいけないよ〜(談:男はつらいよ!)





さて、それはそれとして、バレンタインデーと言うのがあったので、女子から男子にあげるのだから、お返しも必要。と言うことで、マシュマロデーとか言うものが始まった。さすがに、マシュマロでは世間的には大きく育たないんで、マシュマロの白色を残し、ホワイトデーと言うことになり、お菓子一般のイベントとなっていった。

でも、何となく広がらない中途半端な日になった。

3月14日というのは、結構寂しい日だった。


〔関連ページ〕
逆チョコって・・・・・いくら何でも、ええ加減にせえよ。