今日、電車が止まったので思い出したように「校長先生がやってきた!夏編」を一気に読んだ。
久しぶりに読んだが、このスピード感はやはり心地良い。
そして、携帯小説だからからなのか、これは書籍になったら、こことかそことか厚めに書いていくだろうなと思った。そしてそれを読んでみたいと思った。
前回、このブログで書いた『ユライバー』。「ほう、そう言うことだったんだね。」と思うとともに自分の英語力の無さに少し落ち込んだ。(-_-;)
つくづく
この小説を書いている西山繭子という人の感性ってすごいなあと思う。僕なんて高校卒業して相当な時間を経過しているが、「そうそう、そういう風に思っていたよなあ」と素直に過去の記憶がよみがえる。
最近、何かで読んだか見たかな話だけど、時間は取り戻せないと。確かに昔にはもう戻れない。戻らないと言うことは、昔のピュア(死語?)な気持ちにも戻れない。
でも、そんなことは分かっているんだけど、彼女の小説を読むと、気持ちだけどもそう言うところに戻るような気がする。
卒業編です。
それでなくても、卒業というのは別れとかあっていろいろと考えさせられるイベントです。
亮太と里見がどうなっていくのか、とても楽しみです。
西山繭子さんは、ひねくれているところがあるので(笑)、一筋縄ではいかない物語になっていくんでしょうね。
気持ち良く裏切られるところが、またいいです。
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