NHKの大河ドラマ「龍馬伝」。幕末を描いた大河ドラマはヒットしないというジンクスは篤姫で覆されましたが、あのドラマは宮崎あおいの功績が大きかったと思いますので、幕末ものは、この龍馬伝で評価されると思います。
さて、その龍馬伝第1回。
大河ドラマとしては、ワンカットの短さが気になったのでした。スピード感とか躍動感とかを表すには、ワンカットを短くするのは効果的ですが、日曜夜8時のいろいろな世代の人が見るドラマとしては、短すぎるのではないかと思いました。
「もう目が回る」とか「ついて行けない」とかを、おじいさんとかおばあさんとかがテレビを見ていて言うことがありますが、そういうことを言いかねないなあと思ったのでした。
ドラマのストーリーは、まあ良かったのではないかと思います。
出演者の演技力はしっかりしているので安心して見られました。
出演者の中では、香川照之ですか。彼は、坂の上の雲でも主役の一人として出ていますが、この龍馬伝でも岩崎弥太郎と語りという重要な役柄です。
幕末はかなり好きな時代なので、これからの展開が楽しみです。
ただ、坂本龍馬の最後は有名なのでそこが近づくと辛いなあという感じですか。幕末の最大のヒーローでありながら幕末を知らないのですね、彼は。