ちょっと前に何かで読んだ。
「あんたの国にはロックっていう歌があっていいよなあ。」
「なんだよ、お前の国にはアニソンがあるじゃないか・・・・」
これをどこで読んだのか、今になるともう思い出せない。
アニソン=アニメソング。
アニメーションの主題歌とか挿入歌は売れることはあっても、いやあ、それは子供騙しか、ヲタに対する曲じゃないのか。ぐらいの感覚でしかなかった。
去年の年末だったか、NHKの深夜にアニソンのコンサートをやっていた。
偶然にその番組を見たけど、ほうアニソンっていいかもと思った。
思ったが、観客の乗りがどうもこれでいいのかという思いもあり。
ヲタの踊りをテレビで見たことがあり、う〜ん・・・ああいう踊りをみんなでやっているのか、という思いが強くなかなか引き寄せられない。
引き寄せられないのだが、いろいろなアニソンを聴いているうちにその感情って違うのではないかと思えてきた。
いわゆるファンっていうのは、協調の中で生きているわけで、それはアニソンに限らずPerfumeに限らずプロ野球やサッカーの応援でも同じような動きや声出しをしているわけだ。
スポーツの応援が健康的でアニソンの応援がヲタというのもそれは差別ではないかと思ったわけである。
なら、彼らがコンサート会場で同じように手を振っても声を出しても、何も変なことではないわけである。
ということを考えながらアニソンを改めて聴いてみると、『神』という気持ちも少しだが分かってくる。