昨年12月にtwitterを再開して一月半。
このBookRockブログで以前書いたことがあると思うけど、インターネットを活用したサービスでリアル性を求めるものはかなり難しい。
最近あまりネットの知識があるとは言えないので、どこまで信憑性があるのかは疑わしいが、それを認識しながら敢えていうと、リアルでのネットサービスはオンラインゲームぐらいしか成功していないのではないかと思う。
そのオンラインゲームも、本当に大勢が同一な時間を共有しているとは思えなかったりするので、成功と大々的には言えないかも知れない。
じゃあ、ニコニコ動画はどうか?といわれるかもしれないが、あれはリアルではなく、時間がずれても全然大丈夫なわけであり、それなのに同じ時間をさも共有しているようになる希有なサービスである。
インターネットは、同じ時間を共有しなくても、その時間のずれを補ってあまりある共有感があるから成り立つのだと思う。
それは、電話というリアルな時間を共有するものではなく、手紙というあまりにゆったりした気持ちの共有でもなく、その中間に位置づけられたものだと思う。
mixiでもブログでもいいけど、一つの書き込みが話題になりある時は祭りになるのは、なだらかに起こるのではなく、一気呵成にわ〜っとくる。
同じ時間じゃないけど、数時間とか1日2日の間を共有していくのがインターネットの良さであり怖さだと思う。
と言うことを考えていくと、twitterの限界が自ずと見えてくる。
twitterをやって数十人をフォローしていくと、そのツイートの流れについていけなくなる。
いや、それがいいことであり、それがtwitterなんだということも分かる。
でもですね、普通に社会人とかしていると、このリアルでなければ意味がないと言うtwitterの香りというのは結構きつかったりする。
時間がなさすぎるのですよ。
twitterと企業のプロモーションが喧しく言われているけど、頑張ってツイートしてフォローして1万人集めた、成功成功!と言うのは、違うのではないかと思う。
企業がプロモーションして成功というのは10万規模を集めるぐらいではないかと思う。最近のこの企業系盛り上がりは、数年前のセカンドライフを彷彿とさせるようであり、ある意味気持ちが悪い。
ただ、テキスト系サービスはインターネットと相性がいいことは確かなので、これからまだ化ける要素はあるような気もする。
ここらあたりは難しいですね。
もう、ちょっと、無理かなと自分では思ってしまったけど、まだしばらくはツイートしていこうとは思います。
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twitter始めました。