バンクーバーオリンピック、スノーボードの国母の服装の件です。
最初はバッシングの嵐になっていましたが、だんだんと擁護の意見も出てきました。
じゃあ僕はどう思っているかですが、最初にこのことを知った時に思い出したのが入場行進なんです。
オリンピックの入場行進、昔は理路整然と歩き決まったところで右手なんかを上げていたのです。
本当に昔はどの国もそういう行進をやっていたのですが、だんだんとバラバラに歩くようになりました。
そしていつの大会だったか、そんな行進しているのは日本だけになりました。もしかしたら他の国もそういうのがあったかも知れません。でも僕の中では日本だけがそのへんてこな行進をしていました。
そう、
行進
なのです。
行進と言う言葉がびったりなのでした。
おかしいなあと思っていたら、同じように思った人が多くいたのでしょう。
次の大会から自由に歩くようになりました。
そのうちデジカメを持ち歩いている人もあらわれました。
それを不思議とか不見識とか不誠実とか言う人はいません。
歩き方を変えたらメダルの数が増えたかは分かりませんが、オリンピックの重々しさとか悲壮感はなくなりました。
リラックスはできるようになったのではと思います。
こんなことが頭のなかに浮かんだので、腰パンもサングラスもシャツ出しも、まあそんなことはいいのではないかと思ったのです。
メダルの数に一喜一憂して国別メダル数を競っているわけです。日本国民は。
なら、そんなちょっとした服装の乱れはファッションの一つぐらいと言うのが大人の対応ではないかと思ったのでした。
そんな雑音に巻き込まれないで自分の持っている力をぶつけてもらいたいです。
国母選手には頑張ってもらいたいと思います。
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