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おもしろく こともなき世を おもしろく

負けた初戦より不安が残る勝った2戦目。

珍しく地上波で放送していたので、先週に引き続き浦和レッズの試合を見た。

浦和レッズVS東京FC戦。
浦和のホーム初戦。

東京FCには今野や長友、平山、石川といった日本代表の選手がいる。
そこに徳永とか羽生などいつ代表に選ばれてもおかしくないような選手がいて、さらに、DF森重を大分から獲得している。

対する浦和は、いつの間にか日本代表という測面から見ると阿部しかいなくなっていた。田中達也とかベンチにいた鈴木啓太とかはいるけど、名前的には小ぶりになっていた。
ユースから育てていくというところや、動かない選手はいらないと言う戦術の面もあるのだろうけど、この一年は名前負けしないように戦ってもらいたいとは思う。
 

今日の試合。
前半に入れたPKの1点を守りぬいて勝つには勝ったが、前半に相手が一人レッドカードで退場してからはずっと45分以上も数的優位にたっていたのだから、もう少し攻めきることはできないものかと思ってしまった。

後半の始まって数分間はとても良い流れをだしていたと思うが、平山をポストプレーに徹底させるようになってからは、数が少ない東京にやられっぱなしの感もあった。

フィンケ監督は、パスを多用して相手を切り崩して行くサッカーを標榜しているようで、それにあった選手を起用しているみたいだけど、まだうまく回っていないのではないかと思ってしまう。

この戦い方は、今日の試合よりも負けた初戦の鹿島アントラーズ戦の方がうまく機能していたように見えたので、一体どうしたものかと思う。

見ている方としては、攻撃を多彩にするサッカーは面白いのでフィンケ監督の戦術を徹底していってほしいと思うが、並行して勝っていかないと、どんな戦術も色あせるは、気持ちは離れるわで、困ったことになってしまう。
そういう考えの上からはPK勝ちでも勝ちは勝ちということになるのだろうか。

面白みということから見ると、今日の後半30分の浦和の戦い方は、面白くなかったなあというのが実感だなあ。


宇賀神・柏木の左サイドはいい感じなので、期待は持てるとは思うけど、怪我人が多すぎる。


しかし、山田暢久は、初戦、2戦目と慣れないセンターバックをやっていたが、そつなくこなして行くなんて、今さらながら能力の高い選手だと思う。