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おもしろく こともなき世を おもしろく

映画「涼宮ハルヒの消失」は、とても丁寧な作り込み。

異次元を移動するドラマとしては、時をかける少女を今でも一番に思い出してしまうが、現在と過去と未来を行き来する物語は、SFの中ではある意味定番とも言える。
だから、同時期に同じ人がで会ったらいけないなんていうことは、誰かがことさらに説明をしないでも、常識ともなっていたりする。

涼宮ハルヒの消失
上映開始から随分経つが、映画館は意外に混んでいてびっくりした。さすが、ハルヒ!と思ってしまう。

映画の最初はこんな感じで始まる。

クリスマスが近くなった12月の中旬。ハルヒは突然、クリスマスパーティをSOS団でやることにする。
SOS団の部室を飾り付けるため、いろいろなものを持ち込むハルヒ。そして飾り付けを始める。朝比奈ミクルは、当然のようにコスプレ姿に。そして、キョンは飾り付けのモールがなくなったので、コンビニで購入する。
 

体育の時間、友達と話しながらサッカーをする。元気そうに。


そして、あくる日。世界は変わる。


この、涼宮ハルヒの消失を見ていて思ったのは、作り込みがとても丁寧だなあと言うことだった。最初のシーンとかでは、直接関係ない後ろの人達も微妙に動かしていた。テレビのアニメとは違うんだなあと妙な感心をしながら見ていた。

テーマソングが終り、物語が進んでいく。

展開としては、早くもなく遅くもなく、ストーリーをしっかり頭に入れてもらいたいという作者の意図が見えるようでもある。


謎が徐々に深まり、自分がいる世界が変わったことに気がつき。
絶望感の中で焦り、そして僅かな光を見つけて突き進む。

キョン君の行動力は、いい!と思った。


絶望から答えを見つけて行く流れもよい。

現実から逃げないでそれを選択することが良い。そして、それがこのアニメの主題だと気づく。


そして意外な展開へ。


この映画、もう1回見に行きたいと思います・・・・おそらく無理だろうけど。

少なくともDVDが出たら買いたいと思います。


映画が終わったら、珍しくもガチャガチャをやってしまい、「やった、長門有希さんだ!」と喜んで作ったら、朝倉涼子だった・・・しかもナイフを持っていると言う。

asakura_20100425.jpg

この映画公開3年前の動画です。
これは、やはりすごい動画です。

[関連ページ]
涼宮ハルヒの憂鬱のテーマソングなど
ロッテガムのCMに涼宮ハルヒが。