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年利2689%のネット専業の消費者金融が急成長。

日本では大手消費者金融の武富士が破綻してしまいましたが、これはイギリスでの話です。



武富士の破綻騒動に揺れる日本の消費者金融業界ではあり得ないサービスが、英国で急成長している。2007年に創業した「ウォンガ」だ。平均的な貸出金利は1日約1%。これを年率換算(複利)すると2689%にもなる。日本には、10日で1割の金利を課す「トイチ」と呼ばれる違法業者がいたが、これに匹敵する高利貸しだ。

だがウォンガは合法だ。既に数十万件の貸し出し実績があり、顧客は年数倍のペースで増えている。2008年7月のサービス開始から6カ月で黒字化を果たした。日本では今年6月、改正貸金業法が完全施行され、上限金利が金額に応じて15〜20%に引き下げられたが、英国にそのような規制はない。


英国でも過去、上限金利の導入が検討されたことがある。だが、業界団体や専門家に加え、消費者保護の団体までもが導入に反対した。上限金利を導入すれば、生活維持のために短期資金を必要とする人が、融資を得られなくなるというのが理由だ。

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最近の日本は過剰なまでの消費者保護を行っていますが、あまりに保護するとアホな国民しかできないのではないかと思います。違法なことはもちろんいけないとは思いますが、行き過ぎた規制からは競争も生まれませんし、既にグローバルな中で企業は戦っていますので、利口な国民を育てていくことが、必要だと思います。

正当な競争を促すような、世界になってもらいたいものです。