2011年1月18日。
スティングの日本武道館コンサート。
どのくらい人が来ているかと少し心配していたけど、アリーナはいっぱい。
一階も満席。
二階も8割ぐらいの入り。
スティングは、すごいよ。
心配したのが嘘みたいな人の入り。
ぱっと見渡すと、やはりそれなりの年齢の人が多い気がする。
それは、そうだよなあと思う。
ポリスが全盛だった時代からすると、既に30年ぐらいの年月がある。
今回のスティングのコンサートは、東京新交響楽団とのシンフォニックコンサート。
楽団を従えてのコンサートだから、すごく簡単に言ってしまうとブラスバンドの前でスティングが歌うことになる。
もっと、詳細に言うと、クラシックの世界にスティングがいることになる。
その、ポリスからを知っている僕にとっては複雑なこのコンサート。
その幕が開く。
まずは交響楽団の面々が席に座る。
それから、主要なメンバーが一人ひとり入り、指揮者がひときわ大きな拍手の中壇上に。
そして、スティングが現れる。
僕は、ちょっと席が遠かったので、それがスティングだということに気がつくまで時間がかかった。
コンサート開始。
スティングとしてのソロになってからの曲で始まりポリスのevery little thing she does is magicへ。
ここで盛り上がる。つかみはOK。
それから交響楽団を従えたならではの演奏。
スティングって、本当に歌がうまいんだなあと思う。
コンサートが始まり一時間ちょっとで一度目の大盛り上がりを迎える。
そして一部の終了。
休憩時間に。
この時いち早く席を立つ人がいたので何があったのかと思ったら、幕間にトイレに行ったり売店に行ったりしていたんだろう。
僕は二部構成になっているなんて知らなかったので、行きそびれてしまう。
それにしても、飛び出した人たちは、事前のリサーチが、半端ねえと思ってしまう。
20分の休憩後、二部が始まる。
ソロの頃の曲を何曲かした後、ポリスのking of painへ。
ここから日本武道館は、盛り上がりの頂点に達していく。
最後は、見つめていたい。
僕はこの2曲で不覚にも涙が出そうになった。
見つめていたいは、曲があからさまなので、あまり感動しないようにしているけど、今日のこのコンサートではやられた・・・・
スティングは、
最高だなあ、と。
コンサートの本編は終了。
そして、アンコール。
このアンコール、何回あったか覚えていない。
もう、最後だと思っていたら、最後の最後は、スティングが一人出てきてギターの弾き語り。
MESSAGE IN A BOTTLE
僕は、このアンコール最後のMESSAGE IN A BOTTLEでノックアウトされてしまった。
今日のスティングのコンサート、一番最初の曲からアンコール最後まで、全く手抜きなしの真剣勝負のコンサートだった。
さすが
スティング、最高の
二時間半だった。
また来てくれたら、絶対に観に行くと思う。それほど完成度が高く、スティングの丁寧な作りが素晴らしいコンサートだった。
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