行ってきました、国立競技場。
2012年のJ1への昇格プレーオフの決勝戦。
雨の国立競技場です。
国立競技場は、屋根があるところはほんの一部です。バックスタンドは全て屋根なしです。当然にゴール後ろも。
雨なので、かっぱを持って行きました。ズボンまで履くのは面倒くさかったので、ポンチョタイプのカッパを。ところが着てみて気がついたのですが、長さが足りません。ひざ下までないときついですね。
カバンを入れるために、ゴミ袋(大)も持って行きました。これは、とってもナイスな選択でした。カバンを入れるのでなくて、ひざ掛けみたいに使うと、雨をしのげます。
国立競技場は一番上は開放してなくて、見た目二階席まで観客を入れるみたいな感じでした。
試合は、雨がどんどん強くなる中進んでいきます。
どちらかと言うと、トリニータの選手の方が緊張しているようで、ボールが収まりません。
ポゼッション率で言うと、ジェフの方が6割強優位に進めていると言う感じでした。何度もピンチを招きます。
前半は、0対0で終わります。
このまま、点が入らずにジェフのJ1昇格になるのではないだろうかという試合の流れです。
後半に入っても、そういう構図は変わらないで、これはまずいなあという感じでした。
確か、75分頃に大きなチャンスが訪れます。
森島がシュートをしますが、右に少しだけ外れます。
このチャンスを逃したら、もう無理かと思いました。
80分を過ぎ、これでもうスコアレスドローで終わりかと思っていた時、するっと逆を取り途中で交代で入った林が守備の後ろを取ります。
出てきたキーパーの頭を超すループシュート。
トリニータのサポーターは歓喜の渦です。
雨の中、思わず立ち上がりました。
それから、試合終了までの長いこと。
アディショナルタイムは、5分。
そしてそして。歓喜の瞬間が来ます。
大分トリニータ、奇跡のJ1復帰です。見ていて、興奮した試合でした。
この瞬間にいられてよかったと思ったのでした。