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おもしろく こともなき世を おもしろく

Jリーグ最終節、NHKの放送は、ジュビロ磐田VSガンバ大阪。

Jリーグは、前節にサンフレッチェ広島が初優勝をしました。優勝を決めた試合も、広島らしい攻めの連続で見ていて面白かったです。

優勝が決まれば、普通は消化試合になってしまいます。
プロ野球は、その最たるもので勝敗を度外視した個人タイトル取りの、ちょっと卑怯な手口が横行します。特に体が悪くないのに休ませたり、相手には四球で逃げたり。

Jリーグが最後まで盛り上がるのは、入れ替え戦というシステムがあることが大きな理由です。J1とJ2では注目度も観客数も大きな差があります。年俸も自ずと違ってきます。ですから、降格したチームからは、多くの選手が移籍します。それで、ますます戦力が落ちてしばらくJ2から抜け出せなくなります。
サポーターも当然のように必死で、そのため、降格圏内にはいってしまったチームは、リーグの最終戦が近づくにつれ大変なことになります。

そういう究極的なところにあるため、見ている方としては、面白くなります。

ですから、優勝が決まった後は、降格するかどうかというチームにスポットライトが当てられ、そのゲームを中心に放送されます。
 

今年は、何と言っても強豪であるガンバ大阪降格圏にあることで、今日負ければ自動で、勝っても相手次第では降格という過酷な最終節となっています。

Jリーグの降格は、なんでか、ジュビロ前田遼一の呪いとかが最近話題になっていて、前田遼一がその一年で最初にゴールをしたチームが降格するという伝説があります。

Jリーグの都市伝説“前田の呪い”

 Jリーグには“前田の呪い”とささやかれる都市伝説がある。磐田のFW前田遼一(31)が、その年のリーグ戦で初ゴールを奪ったクラブがJ2に降格するというものだ。前田本人は「聞いたことはありますが…」と困惑しているが、2007年の甲府から昨季まで5年連続で現実になっている。

 今季の初ゴールは第3節(3月25日)のG大阪。一度も降格したことがないだけに、ついに呪いも途絶えたかと思われたのだが…。

前田選手にとっては、ありがたくない都市伝説とは思いますが。
その前田遼一がいるジュビロ磐田が最終節の相手というのは、また因縁かなあとも思います。

そんなこんなで、今日は、ガンバの戦いをNHKで見ようと思います。


最後まで、緊張感のあるJリーグ

それに引き換え、もう長い間12球団でぬくぬくと守られてきたプロ野球。
入れ替え制ができないなら、せめてメジャーリーグのように球団を増やしていくことで、新陳代謝を図って貰えたらなあとも思います。