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Jリーグ最終節。PKを蹴らなかった広島の佐藤寿人

前節までJリーグで得点王ランキングトップだったサンフレッチェ広島佐藤寿人
最終節の今日。ペナルティエリアで自分にファールがありPKを得たのに自分では蹴りませんでした。

これは、無理やり例えると、プロ野球でホームラン王を争っている選手が出場しているのに、打席には立たず他の選手がDHで打つようなのです。

わかりづらいかなあ。


サッカー選手の個人タイトルの最高峰は得点王だと思うます。
ただ、ポジションそれぞれに個性があるため、得点だけにスポットライトをあてるとサッカーというものが成り立たなくなります。
それで、MVPとかベスト11とかに重きを置くような風潮はあります。

それでも、やはり得点取らなければ絶対に勝てないわけであり、得点取れる選手は偉いのです。

その偉さが一番わかるのが得点王です。
 

得点取るのに一番確率が高いのがPKです。

ボールとゴールの間にいるのはゴールキーパーだけです。
そして、距離が短い。

普通に蹴れば得点になります。

ただし、この普通というのが曲者で、ストライカーなのに、PK蹴るのが苦手な選手はいます。

男子ではないのですが、女子サッカーの澤のPK嫌いは有名です。

それから、監督で言うと、元日本代表監督のオシムはPK戦になると、ピッチを離れていました。

広島の佐藤寿人はそういうPK嫌いの選手かというとそうではなくて、広島でのPKは普通佐藤寿人選手が蹴っているようです。優勝決めた先週も蹴っていました。

それが、得点王をほぼ蹴って付けるPKを譲ってしまったのでした。

何でかなあと思っていました。

結果、今年のJリーグ得点王は、佐藤寿人が取りました。


順位 選手名 所属 得点
1 佐藤 寿人 サンフレッチェ広島 22
2 豊田 陽平 サガン鳥栖 19
3 赤嶺 真吾 ベガルタ仙台 14
3 レアンドロ ガンバ大阪 14
5 ウイルソン ベガルタ仙台 13
5 工藤 壮人 柏レイソル 13
5 大前 元紀 清水エスパルス 13
5 前田 遼一 ジュビロ磐田 13
9 興梠 慎三 鹿島アントラーズ 11
9 佐藤 晃大 ガンバ大阪 11
9 柿谷 曜一朗 セレッソ大阪 11


こう見てみると、佐藤寿人選手は圧倒的に得点していたのですね。
他が取らなすぎって感じもあるますが。