日本では楽天市場に代表されるネット上のショッピングモール。そのビジネスモデルが大きく変わるかもしれません。
「ヤフーショッピング」出店無料に 孫氏「流通１位に」
http://www.asahi.com/business/update/1007/TKY201310070354.html
ヤフーは７日、インターネット商店街「ヤフーショッピング」の出店料と手数料を無料にしたと発表した。出店者や取り扱う商品を増やす目的だ。オークションサイト「ヤフオク！」も、月額１万８９００円の出店料を無料にした。
ヤフーショッピングの出店者は、２万１千円の初期費用と月額２万５千円を出店料として払い、売り上げの１・７〜６％の手数料をヤフーに払っていた。
ショッピングモールのビジネスモデルは、だいたいどこでも同じで、初期費用と出店料と売上による手数料です。手数料にはポイント原資とかを含んだりします。
こういうモデルのため、そのモールに出店する店子の数はとても重要だし、売上金額も非常に重要です。モール事業者は、集客を一番大事にします。何と言っても、買う人が来ないとこのビジネスモデルは成り立ちません。
ヤフーの今回の決断は、その儲かるモデルを根底から覆すものです。
出店料を無料にすれば、店子はどんどん増えていくと思います。あとは、お客さんを多く呼んで売上を伸ばせば、楽天を逆転するのも夢ではありません。
利益率は、大きく落ちますが、全体的に見れば収益があがるのでしょう。
それにしても、思い切ったことをやるもんです。
