ラグビー大学対抗戦の早明戦は黄金カードです。
昨年までは国立競技場で行われていましたが、改修のため舞台は秩父宮ラグビー場で。
ラグビー専用のグラウンドのため、キャパの少なさを除いたら、観客が近いこっちのほうが圧倒的に盛り上がります。
今年は、明治大学のほうが好調で、試合前の下馬評でも明治有利だと思っていました。
ところが、早稲田のバックス、藤田と萩野の突破力は凄いです。
この2人がボールを持ったら、なんかしてしまうような感じでトライをこじ開けていきます。
後半途中までどちらが勝つか分からなかったのですが、最後に早稲田が突き放します。
37対17となりゲームはロスタイムに。
もうここでトライされても勝利は早稲田のものと分かっている時間帯になっていましたが、早稲田の選手は体を張ってトライさせません。
最後の最後、明治がトライを上げキックを成功させたところで試合は終了します。
早明戦は今年で90回だそうです。
この試合展開がお客さんを呼ぶと思います。
ただ、ターンオーバーが多いのが気になりました。
ボールを持って倒れるときの技術が浅いのか、それをやるディフェンスの力の方があるのかは分かりませんが、トップのチームはあまりターンオーバーされません。
大学ラグビーと言えば、今や帝京大学の天下です。
長い連覇は絶対無理だと言われていた大学ラグビーで、帝京大学は対抗戦4連覇です。
選手が毎年変わる大学ラグビーで勝ち続けることはとても難しい。
大学選手権では、2009年から既に5連覇を成し遂げています。
どうしたらこんなに強いかの、調べてみたいと思います。