名監督と言われている、ミハイロ・ペトロヴィッチ。
浦和に来たのが、2012年。
ここまで長かったなあ。
ヤマサキナビスコカップは今年から大人の事情(ナビスコとの合弁が解消されたため)でルヴァンカップに名称が変更されました。
その初代王者を決める戦いは、今やナショナルダービーとまで言われるようになった、浦和レッズVSガンバ大阪です。
試合は、前半ガンバのペースで進み、1点が入ります。ガンバのアデミウソンは、そのテクニックとか図抜けている感じで、彼にボールが回ると、何かやってしまうのではないかと思うぐらい、危険なフォワードです。
後半になると、レッズの展開になっていきます。
何度も点が取れるような感じになっていきますが、1点が遠いです。
後半31分に李忠成を送り出します。
コーナーキック。
ここで頭で合わせゴールを取ったのが、代わったばかりの李。
サッカーの試合、何回も見てきましたけど、代わった選手がファーストタッチですぐ点を取ったのは初めて見ました。
1対1のまま後半が終了。
延長戦になります。
お互い決定機を作りますが、1点が遠かったのでした。
1対1のまま、PK戦に。
浦和の西川は、レッズに来てからPK止めてことがありません。
3人の選手まで全く止められる感じでなく、なんと今野には真ん中のシュートで決められてしまいました。
こりゃまずいと思って見ていましたが、レッズはちゃんと一人も失敗せずにPKを成功させていきます。
そして4人目。
とうとう、西川がPKを止めます。
この止めたことが大きく、PK戦は5対4で浦和が勝ちます。
浦和の最後のキッカーは、なんと遠藤。
オリンピックの時の主将をやっていました。
強心臓というか、離れしているというか、右隅に堂々と強いキックで決めます。
浦和は歓喜の瞬間です。
優勝は、カップ戦では2003年以来13年ぶり。
Jリーグは、2006年に優勝していますが、これ以来になります。
選手みんな喜んでいましたし、ファンは感極まって泣いている人も多かったようです。
面白い試合でした。