今日5月6日の日刊スポーツの記事から
「スピード」水着問題
メーカー3社と日本水連が会談
日本水泳連盟は5日、東京辰巳国際水泳場で、契約するミズノ、アシックス、デサントの水着メーカー3社の担当者と会談した。
〜中略〜
今年に入って世界新記録を連発している、英スピード社の水着を試着した代表選手やコーチから、同社製の性能の良さを指摘する声が上がっているため、契約を見直す動きが起きている。
同連盟の佐野専務理事は「7日の常務理事会で方針を決めることになる。仮に3社から4社になっても違約金など発生しない」と話した。
ということですので、ミズノなどの3社はスピード社の水着が使われても異議を申し立てないと言うことになったのでしょう。
世界新記録の出る水着が着られないオリンピック水泳の日本代表で書いたように、スピード社の水着を着られないことでメダルを逃したと言うことになれば、かえってミズノなどの契約している3社にとってはイメージダウンにつながる可能性もあったわけですから、この決断は英断だったと思います。
ただ、どうなんでしょうね。メーカーとしての立場からすると、オリンピックを含めた契約を勝ち取るためには、相当な努力を重ねたわけでしょうし、複雑な気分ではあります。
負けて勝ちを取るということで良しとすべきなのでしょうかね、この問題は。